中国共産党が全能神教会のキリスト教徒から生きる権利を剥奪-ケース3

真宇(ジェンユ)、女性、1981年生まれ。遼寧省に居住していた。2007年に全能神教会に入信し、2018年6月下旬に中国共産党の「雷霆行動」の取り組みの中で逮捕された。拘留中、真宇の乳がんの手術の傷がまだ癒えていないのを警察は承知していながら、他の受刑者とともに日没から夜明けまでの9時間、固い板の上で背を伸ばしてあぐらをかくよう命じた。真宇はまた刑務所の規則を覚えて暗唱し、長時間直立不動の姿勢で立つことを命じられた。そうした責め苦のために彼女は日に4、5回激痛に見舞われたが、いつも苦しむまま放置された。拘留所の所長はまったく気に留めなかったどころか、無理やり彼女にあぐらをかかせつづけた。こうした扱いが7日続いたあと、訓練官は真宇を含めた受刑者を厳しい重労働に就かせた。そこに拘留所のひどく貧しい食事もあいまって、体調は改善しつつあったのにもかかわらず、乳がんが急激に悪化した。2019年4月、真宇は病死した。

出典:全能神教会