中国共産党が全能神教会を拷問し教化を試みるーーケース5

 

劉宗現(55歳、男性)と妻の魏書雲(54歳)は、河南省新密市に住む全能神教会のキリスト教徒である。2019年5月30日、2人は全能神の信仰を理由に7人の警察官に逮捕され、その後、現地警察署に強制連行された。教会に関する情報を聞き出すために、警察は2人を残忍な拷問にかけた。警官は劉宗現の両頬を平手打ちし、腰を激しく蹴った。また、鉄の棒で足のつま先を殴り、服を脱がせ、鉄の棒の上にひざまずかせた。その後、彼らは劉宗現を非常に低い温度に室温設定した部屋に滞在させた。あまりの拷問により、劉宗現は肋骨を2本折り(後に左側の10番目と11番目の肋骨が折れているとの診断)、現在は重い肉体労働を行うことができない。魏書雲も逮捕後、拷問を受けた。警察官は彼女のつま先と足の甲を踏みつけ、かかとで床に擦り付けた。また、定規と丸めた新聞紙で顔を打ちし、彼女の唇は出血し、顔が腫れた。その後、片方の腕を肩の上から、もう片方を下からねじって両腕をひねり、背中の後ろで手錠をかけ、手錠に鉄の棒を入れて繰り返し持ち上げたり引っ張ったりした。彼女はひどい痛みを受けた。釈放後、2人の携帯電話には強制的に位置探知機が付けられ、常に監視された。

出典:全能神教会