中国共産党がキリスト教徒の個人資産を押収 ケース1

王芳(54歳、女性)は、山東省に住む全能神教会のキリスト教徒である。2019年7月11日午前、国保大隊の警官5人が王芳の自宅に押し入り、王を強制的に逮捕した。同じ日の午後、警官は王を家に連れ戻し、家宅捜索を行った。そして、現金で270,000人民元(約39,150US$)と約40,000人民元(約5,800US$)相当の金と宝石を見つけた。総額は約310,000人民元(約45,000US$)に上った。警察は、資産は教会のもので、不正流用するつもりだったと王に無理やり言わせようとしたが、彼女は自分の財産であることを断固として主張した。協力する意志がない様子を見て、警官は王を拘留所に護送した。8月22日、王の家族の何人かは保釈金を出したが、釈放間際、警察は王に1年間市を離れることは許されず、信仰を継続していることが判明した場合は、直ちに再逮捕すると警告した。警察は、押収した王の所有財産をまだ返していない。

出典:全能神教会