中国共産党が全能神教会のキリスト教徒から生きる権利を剥奪——ケース8

肖欣(1944年生まれ、女性)は、湖南省永州市に住む全能神教会のキリスト教徒であった。2014年、中国共産党が悪名高いマクドナルド殺人事件をでっち上げ、全能神教会の名誉を剥奪し、信用を貶める事件があった。肖欣の息子は当初、母親の信仰に反対していなかったが、中国共産党の噂に騙され、母の信仰を妨害するためにできる限りのことを始めた。集会所まで尾行し、信仰を継続したら警察に通報すると脅迫したほか、何度も母の欠点を見つけ、殴り、罵った。村の党書記は息子を訪ね、「母親が信仰を続けるなら、彼女の生活費給付は打ち切られ、娘は学校で教育を受けられず、息子は大学に入学できなくなる」と警告した。それを聞いた息子は、信仰への反対をますます強めた。ある時は、神に祈っているところを見つかったがためだけに、肖欣は息子に髪の毛をつかまれ、ドアから投げ出され、顔面を二度平手打ちされたという出来事もある。肖欣はとても深く傷ついた。息子はまた、母親を長期的に監視し、信仰を続けるなら足を折るとも脅した。2019年8月、息子による迫害に耐えられなくなった肖欣は、農薬を飲み、苦しんで死亡した。

出典:全能神教会