中国共産党が全能神教会のキリスト教徒から生きる権利を剥奪ーーケース6

成香魚(1965年生まれ、女性)は、山西省晋城市在住であった。2012年に全能神教会に入信した。2018年11月15日の夜中、成は借家の自宅において、信仰の実践を理由に晋城市公安局、国保大隊、および地元の警察署の役人数人により逮捕された。勾留中、成は発熱。同じ監房にいた人たちが成の容態を繰り返し報告したが、看守は何ら注意を払わなかった。貧しい食事と毎日座り姿勢を保たなければならない状況が重なり、成の健康状態はみるみる悪化した。2019年1月11日、成は既にやせ衰えて血色が悪くなり、話し方も弱弱しく困難な様子で、しっかり立つことができず、歩行時は誰かのサポートを必要とした。警察は成の危険な状況を無視し、身柄を高平教育改心センターに移送。教化と改心を強制した。そこで、成の容態はさらに悪化した。警察が治療を遅らせたため、緊急救命措置は失敗し、成は1月13日に病院で死亡した。

出典:全能神教会