中国共産党政府が全能神教会のキリスト教徒を裁判手続きを踏まずに殺害

 

任翠芳(レン・ツイファン)、女性、1988年生まれ。新疆の克拉瑪依(カラマイ)市に居住していた。全能神教会には2011年に入信した。2018年12月22日、神の信仰を理由に警察に逮捕され、12日間残忍な拷問を受けたすえに死亡した。まだ30歳の若さだった。遺体安置所に連れて行かれた家族は、遺体を目にしている。両目の周囲の皮膚は青や紫に変色し、胸の左側には人の手の大きさの黒っぽい紫と黒のあざがひとつ、両手両足の皮膚にはさまざまな大きさの青と紫の丸いあざができていた。太腿には、大きな火傷の痕があった。両手首と両足のかかとには裂傷と流血の痕があり、左足の親指の爪は剥がれていた。任翠芳が残酷な拷問を受けて命を落としたのは火を見るより明らかだったが、警察は責任を完全に否定したうえに、そのことを口外しないよう家族を脅した。家族には頼れるものがなかった。