中国共産党が全能神教会のキリスト教徒から生きる権利を剥奪ーーケース5

劉華(リウ・フワ)、男性、1950年生まれ。寧夏(ニンシア)回族自治区の固原(グーユェン)市に居住していた。全能神教会には2004年に入信した。2012年12月8日、劉華は福音を広めたために中国共産党の警察に逮捕された。他のキリスト教徒の家を教えさせようとして、警察は劉華をマイナス20℃の戸外に2時間以上留まらせた。凍えるような寒さのなか骨まで凍りつきそうな風に吹かれて、劉華の全身は硬直していた。派出所に戻ると、2人の警官がいきなり劉華の両腕を後ろに引っ張り、そのまま腕全体を乱暴に上に突き上げたために、劉華は右肩に重度の挫傷を負った。その結果、右腕と右肩、両膝に耐えがたい痛みを慢性的に感じるようになった。診察した医者は、重い関節リウマチにかかっていることを確認した。のちにこの病気が引き金になりいくつもの合併症を起こして、劉華は寝たきりになった。自宅での闘病中も、県の裁判所や検察、法執行部門の職員による頻繁な嫌がらせや脅しはやまず、そのことが極度の情緒的ストレスを生じて病状がいっそう悪化したために、2019年3月5日、劉華はついに帰らぬ人となった。

出典:全能神教会